2018年05月24日

マシン制作

とっても久しぶりです。
新作の制作に励んでおります、今日この頃です。

ものを作る時に、道具に手を入れて制作出来るようにしたり、
制作しやすくする事は、よくある事で、先日作ったマシン(だいたい作った道具はマシン
と呼んでます。ミシンもマシンが語源ですし、親近感ある呼び名です。)が
なかなか優秀なので、紹介します。

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接着テープマシン!
新作で使う素材が、接着材が付きにくいので、
熱接着方式にしたのですが、片手にアイロン、片手に接着テープだと作業が
もたもたするので、作りました。

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このマシンの便利なところは、使わない時はテーブルの下に!

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こうして、作業台が簡単にアイロンコーナーに変化します。
こういうマシンを作る時は、身の周りで使えるものがないか探して考えます。
特大クリップを見つけ、片側のクリップの鉄棒をはずし、加工した4mm銅棒を
差し込んで出来上がり!ブリコラージュ(寄せ合わせでつくる)でものが出来ると、
すごい発明をした気になります。

漫画『ヒストリエ』で「そうか、この時の為の服だったんだ。」というセリフ
がありますが、まさにその心境「そうか、この時の為の特大クリップだったんだ。」
今まで特大クリップ使ってなかったですからね。

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もう一つマシンを作る予定で、上の写真がその材料です。
板、L字フック、釘の代わり(名称不明)、キッチンクリップ。
何が出来るか、お楽しみに、です。

今回の新作はブリコラージュ精神満開で作っております。
作ったマシンがその象徴のようです。
また報告を出来る日を楽しみに、励みたいと思います。


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2018年02月14日

水道管破裂の造形

暖かくなってきたなと、気を緩めていたらやられました、
我が家の水道管。

シューと音が聞こえたので、見にいくと

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この造形です。
素直に見とれてしまいました。

その後、浄化槽の点検の方が来て、
破裂に気がついたらしく、

「わっはっは、ははは、水道管やられているじゃないですか!
わははは。」

と大笑いで言うので、ちょっとムッとして、
この造形の事は教えてあげませんでした。



posted by ヤマモト at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | note

2018年01月04日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
1月1日は新春という言葉にふさわしい暖かく穏やかな日でした。
近所に初詣に行きましたが、人が一人もいなく、
冬眠中のクマの洞穴のように、静かで穏やかな1日でした。

おもちを七輪で焼いて食べたり、近所の気になっていた
魔法神社(あるんです)に行ったくらいで、特にこれといった事は
してないですが、良いスタートを切れました。

僕にとって素材は先生みたいなもので、
これまでレザー先生、帆布先生、ステインプルーフ先生の教えを
乞うてきたのですが、違う先生の教えにも触れてみたいと思っております。

そんな一年にしてゆきたいと思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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2017年11月16日

工房日誌 写真スタジオ編

工房日誌 


ホームページの写真をより分かりやすくするため、撮り直すことにしました。
工房ではなく、自宅の一室を写真用スタジオにして、まとめて撮影していくことにする。
田舎の一軒家は使っていない部屋がいくつかあるので、お客様部屋がスタジオに。
まずは写真の背景となる板を探しに、ホームセンターをはしごするところから
はじまった。

購入した板にヤスリにかけて、オイルで色味を調整する。
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和室の入り口にカーテンをつけたり。
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レフ板になりそうな白いものを集め。
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ようやく出来たつぎはぎの手作りスタジオ。

光源は太陽。
天気や光を見ながら撮影していくも、刻々と変化していく光にはじめは翻弄されながら。
光の傾く時間にどうがんばっても、光のある時間にかなわないことが分かってからはそこに集中して撮影することにする。自然の力は偉大だなあと、改めて思う。
手作りスタジオのゴールデンタイムは天気のいい日の午前10時から11時半。
短期決戦だ。
この時間に撮った写真は別格にうつくしかった。
ここから編集するので、またページが出来ましたらおしらせします。

おまけ
自宅の窓からみえる風景。今年は我が家からの工房もうつくしいです。

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2017年11月13日

KYを見に

週末、紅葉を見に近所の豪渓に行ってきました。

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豪渓の紅葉はずっと見に行きたかったけど、
紅葉シーズンをすっぽり忘れていたり、きちんと時期を合わせて行っても、
「今年はだめねぇ」と甘酒売りの方に言われたりしてしてましたが、
ようやく念願の豪渓の本気を見ることが出来ました。

ってだけのブログですが、
紅葉のおすそ分け、という事で・・・


posted by ヤマモト at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | note

2017年11月07日

ビルの背中

11月に入って、朝晩がしっかり冷えるようになりました。

このブログを読んでいる方が、もしかしたら(ひとりくらいは)気になっている
かもしれない、僕の背中(猫背)について・・・

昔からの猫背なのですが、密かに、ビル・エヴァンズの背中と称し、
少し誇らしく思っている節すらあったけど、

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この写真を見て、全然ビルじゃない。ゴリラじゃないかと認識を改めました。

という訳で、作業テーブルの高さを見直したりして、姿勢改善を目論んでおります。
上の写真は夏ですが、

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現在はこんな感じです。
自分だけでは、如何ともしがたいので、ロルフィングの助けも受けました。
美穂子さんありがとう!

前に、金刀比羅さんに行った時、売店のおばちゃんが見事に、
僕の考えるビル・エヴァンズの背中でした。ビルの背中の称号はあなたにお譲りします。



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2017年10月25日

工房日誌

本日の工房

気温21℃ 湿度45%
(ストーブオン)

今週からストーブを設置した工房。
早いですが朝と夕方はもう使っている。
ストーブをつけるだけでもう冬になった気がするね、と話しております。

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冬もこのバイクで通います。

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夜は発光する工房。
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2017年10月05日

ラテックス移し替え

手の震えが止まらないので、(前のブログを読んで下さい。)
ブログ書きます。

接着剤として使っているラテックスの移し替えのレポートです。
ラテックスは天然ゴムでエフスタイルさんの制作で使用しているものです。

結構前に一斗缶で購入し、ちびちび使ってましたが、
少しダマになる部分も出てきたので、ダマを取り除きつつ、
ペットボトルに移し替え。

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移し替え三種の神器。漏斗、茶漉し、茶漉しの持ち手を切ったやつ。
使った後は無残な姿になります。

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移し替えたものに、キッチンで使う、アルミのやつ(名前あるの、これ。)を
巻いて遮光性を持たせて保管。

最初に一斗缶が届いた時に、「使いきれるの、これ!」って思ったけど、
あと4リットルです。沢山作ったんだなと、実感が湧きます。

使い切る、というのは、なんだか嬉しい。
ボールペンのインクが無くなったりすると、少し幸せな心持ちになります。

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あと少しで無くなる、糸。

一斗缶の容量を調べてみると、18リットルもあるようで、
14リットルを使った計算。
残り4リットルを使いきると、3色ボールペンのインクが同時に無くなる
くらいの喜びが訪れそうです。楽しみ!

ラテックスを改めて調べてみると、いやらしい事に使う用途もあるんですね。
ふーん、って思いました。

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YAMAMOTOゴーグル

ご無沙汰しております。山本です。
今日は工房の隣のスペースの草刈りをしました。

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草刈りの何が難しいって、刈払機は使うと振動で2時間くらい
手が震え作業が出来なくなる事。
なので、いつも日没直前や、お休みの日に作業してたけど、雨が降ったりして
なかなか出来てなかったので、ようやく出来てスッキリしました。

といつもの日常なのだけど、わざわざブログを書く訳は、
最近見つけて買った保護ゴーグル。

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ゴム部分に「YAMAMOTO」の文字。全国の山本さんにお勧めです!
といっても、自分の名前が入っているのが、いいのか、悪いのかという
問題もあるけど・・・

今まではメガネが保護ゴーグルの代わりだったけど、
やっぱりちゃんとしたのは、良いですね。

そういえば、明日で岡山に引っ越して2年が経ちます。
以前は、革靴履いて、鎌で草を刈っていた(なめてる)ので、
小さいながらもうれしい進歩。

刈払機での草刈り、やってみると楽しいものです。


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2017年09月29日

工房日誌

本日の工房

気温24℃ 湿度50%

先週末に奈良のsonihouseさんでひらかれた家宴、長岡京アンサンブルさんのライブを聴きに行った。
音を聴くこと。
演者さんの響きを感じること。
聴きいるような、吸い込まれるようなすばらしい時間だった。
なぜ、そのような音が生まれるのか。
その「なぜ?」を垣間見るような時間だった。
久しぶりにたくさんの方にもあって、いただくものがたくさんあったように思う。
企画してくださったsonihouseさんとも改めてお会いすることができてうれしいなあとしみじみと。

岡山に戻り制作の日々。
今日は奈良での時間を誘ってくださったエフスタイルさんのステインプルーフシリーズを作っている。
少しづつ改良しながら続けているエフスタイルさんの制作。
こちらも、ANDARURA 同様に大切なシリーズです。

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2017年09月15日

工房からの風景

本日の工房

気温27℃ 湿度39%
冷房なし

一年の中でも過ごしやすい時期。
ゆっくりとブログ更新する間に、季節は刻々と動いている。
2017年も残すところ4ヶ月をきった。
ここのところお会いする人たちと「今年は変化の年」と話す。
ほんとにそうだなあと。
そんな近頃は、工房から見える夕日がうつくしい。
倉庫から出て、外の風景を眺めてみた。

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2017年09月07日

工房日誌

本日の工房

気温25℃ 湿度62%

昼過に大雨が降った。
倉庫の中にある工房は天気はあまり関係ないけれど、滝のそばにいるような音
が響く。湿度は高いけれど、いつになく過ごしやすい本日。

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ミシンのハンドルを握る手。
部分によって、スピードを変える。



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2017年08月28日

工房日誌の答え

本日の工房

気温30℃ 湿度35%

朝晩はだんだんと過ごしやすい時間が増えてきた岡山です。
さて、前回の工房日誌最後の出したクイズの回答。

Q この竹林の中で一本だけ竹じゃないものがあるけどどれでしょうか?

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A 写真いちばん手前にあるものでした。素材はホースです。
 よくみると一本だけ少し曲がっていますね。

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以前この倉庫を使ってたときは、夏の暑さ対策で隣に流れている沢の水を屋根に
組み上げて冷していたそうです。アナログ冷房の名残。知恵と工夫を感じました。



posted by ヤマモト at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | note

2017年08月26日

工房日誌

ここ最近の工房

気温30度 湿度35%

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工房裏の竹。この中にひとつだけ竹じゃないものがあります。
さて、どれでしょう?


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2017年08月03日

工房日誌

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一瞬コウモリと見間違えた蜘蛛の巣




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2017年08月01日

工房日誌

本日の工房

気温31℃ 湿度39%


先週、最近変な音が聞こえるようになった革漉き機「NIPPY」の修理を行う。
NIPPYは工房にある機械の中でも一番古い。
中古で買った時点でどれくらい使われていたか分からないほどの年代ものだが、
現役で日々活躍してくれている。
下町の親方さながらの貫禄がある機械だ。

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変な音が聞こえるという症状を、会社さんに電話越しに機械の音を聞いてもらったところ
変えた方がいいとパーツを教えてもらう。


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写真下が交換パーツ。円形部分が少しすり減っている。


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こちらも右側の新しいものへ交換。

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回転する歯は、半分以下にすり減っていた。


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歴史資料集に出てきそうな説明書をみながら、部品を入れ替え。


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パーツを取り替えました。


変な音も鳴らなくなり、これからも現役のNIPPY親方です。







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2017年07月26日

工房日誌 

本日の工房

気温 30度  湿度49%

ファスナー会社より、注文したものと違うファスナー届いた。
仕様が違うので、一本づつ道具を使って直していく。

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※この季節は首にアイスノンが必須です。



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2017年07月20日

工房日誌 7/20

本日の工房

気温 34℃    湿度 31%

エフスタイルさんの制作が終わり、通常制作に戻る。

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そろそろ、革屋さんからブラウンの革が届く。
と、ブログに書き込んだ所で、革が届いた。

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一枚一枚、厚みや状態を確認していく。
今回は全体的に革の仕上がりが薄い。
毎回、革の状態は違う。
どうしていくか、これから革屋さんと電話で相談する。

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2017年04月19日

牛窓クラフト散歩

牛窓クラフト散歩、無事終了しました。
家を空けたのがたった3日なのに、家に戻ると山が芽吹き、違う風景になってました。
新緑の緑はいいですね。毎日うっとりです。

牛窓での展示の風景を少々

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ANDADURAコーナー

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ANDADURAとひとつ屋根の下だった服部謙二郎さんの美しい手織り布たち。
光の具合や天気によって、表情が変わり見飽きませんでした。
雨が降って湿度が上がると、布もしっとりとした表情になるのがビックリ。

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岡山に引っ越して、近所の方々に自分の作ったモノを見て頂ける初めての機会でした。
大家さんも来てくれたし、引っ越しでお世話になった方々にも、そしてお財布を使って
頂いている方、初めて見て頂く方々。やはり作ったモノを見てもらえるのは
嬉しいものです。岡山という場所で、ようやく自己紹介が出来た感じです。

来て下さった皆さま、作り手の皆さま、大変なエネルギーをかけてクラフト散歩を
支えて下さったスタッフの皆さま、ありがとうございました。
楽しい時間でした!

そう言えば、前のブログで書いた、バカ桜。
桜の種類が違うよ、との指摘。僕がバカ山本でした。
まぁ、愛嬌という事で。

posted by ヤマモト at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | note

2017年04月10日

革について

1日に2本のブログは久しぶりです。
展示会の際に様々な革を見て頂きましたが、ただ革だけより、補助のような文章が
あったほうが良かろうと、革についての文章を書きました。

革について書くのは、なかなか難しく、変に苦労話になったりしますので、
結構何度も書き直し、愛着もあるので、PCのブラックボックスに飲み込まれる前に、
こちらにアップします。


ANDADURAの革について

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この革はANDADURAで使用している革です。
出来上がったヌメ革から、加工しANDADURAの革を作ってもらっています。

通常は半裁と呼ばれる形で仕上げますが、
ANDADURAの革は半裁を幾つかに分けて仕上げております。
表に使用する革をなるべく良い部位で使えるようにする工夫でもあり、
なるべく残さず素材を使えるようにする工夫でもあります。
革屋さんが作業しやすい革の大きさも考慮し、分ける部分を考えてます。

革の隅に、六とか七とかの数字がありますが、
これは仕上げる前の革の厚みです。
通常は後漉きといって、出来上がった革を最後に漉いて厚みを調整するのですが、
ANDADURAの革は裏面も仕上げる為、最初に漉いてから革を仕上げてゆきます。
革を仕上げる加工の段階で、革の厚みも変化していきますので、
毎回加工前の厚みを分かるようにして、データをためてゆくわけです。

こんな風に、半裁の革を分けて作ったり、数字を刻んでもらったり、裏を仕上げたり、
毎回厚みが変わったりという(手間のかかる)革づくりが出来るのは、
佐藤さんという革屋さんの存在があってこそです。

ANDADURAを初めてすぐにいろいろな革屋さんを回ったのですが、
小さなロットでも、面白がって革を作ってくれるのは佐藤さんだけでした。
佐藤さん曰く「もう一人いるよ。」との事ですが、
ANDADURAが素材から作る事が出来るのは、そんな革屋さんに出会えたからです。

革というものは、シミもあるし、傷もあります。革を作る際に汚れもつきます。
染料が入りにくい部位もある自然物です。僕はよくナマモノと呼んでいますが、
それを裁断してお財布やペンケースなどを作っています。
同じように見えても、よくよく見れば一つ一つ違う表情を持っています。

革は日々僕が向かい合っているものでもあります。
革というナマモノと出来上がったもの、共にじっくりご覧頂けたらと思います。

去年から仕事を手伝ってもらっている妻の綾乃に、『-AYANO REPORT-』と称し、
見たこと、感じた事などの記録をまとめてもらっております。
興味ある方は、そちらも合わせてご覧いただけたら幸いです。


端革について
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こちらは、使われなかった革たちです。
端革を販売する事は今までしなかったのですが、
今回は展示会に合わせて販売致します。

展示している革のキャプションで革はナマモノと書きましたが、
端革をご覧頂く事がいちばんナマモノ感を感じて頂けるのでは、と思ったからです。

ここにある革は、革の質が悪かったり、厚みが足らなかったり、逆に厚すぎたり、
汚れてたり、など様々な理由で、使用しないと判断したものです。

端革は、いろんな時期のいろんな革が混ざっております。
革を作るにあたって、毎回作り方を微妙には変えてますが、
基本的には同じ作り方をしています。ロットによって色も違うし、質感も異なります。
さらに言えばロットが同じでも結構違ったりもします。

端革を通じて、革のナマモノ感を楽しんで頂けたら幸いです。
気に入った革がありましたら、何かに使って頂けたら嬉しいです。

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京都の桜を楽しみにしておりましたが、少し時期が早く、まだ咲いてなかったのですが、
1本時期を間違えて満開になってました。こういう桜を僕はバカ桜を呼んでます。
何故か自分と重ね合わせてしまうのは、僕だけでは無いはず!

posted by ヤマモト at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | note